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施政方針並びに議案第１号から議案第６号まで、
平成１９年度砺波地方介護保険組合一般会計予算外５件について
次に日程第６ 施政方針並びに議案第１号から議案第６号まで、平成１９年度砺波地方介護保険組合一般会計予算外５件についてを一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
理事長 安念 鉄夫 君
【安念理事長登壇】
○理事長（安念 鉄夫
君）
提案理由の説明を行います。
本日ここに、砺波地方介護保険組合の２月定例会を開催いたしましたところ議員各位には、ご多忙中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。
また、ただいまは、円満裡に議長をはじめ議会役員がそれぞれ選任されました。心からお祝い申し上げますとともに、円滑な議会運営を図られ、組合の発展にご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
はじめに、介護保険事業を取り巻く情勢について申し上げます。
介護保険制度が施行され７年が経過し、今後、急速に進行する少子高齢化への対応、さらには、団塊の世代が、高齢期を迎える『2015年問題』等に対処するために、一昨年10月改正の「施設給付の見直し」、昨年４月改正の「新予防給付の導入」や「地域支援事業の創設」等を新たにスタートいたしております。
運営主体である構成市では、それぞれ体制づくりを進められておりますが、その実施にあたっては、利用者・対象者の立場にたつことは勿論のこと、管内でのサービスの平準化も肝要であると存じております。
また、昨年６月の通常国会において、医療制度改革関連法が成立し、介護保険関連では、今後作成される県の地域ケア整備構想に基づき、平成23年度末までに療養病床の転換計画が進められることとなっております。
さて、全国の状況につきましては、この７年間でサービスの提供量や利用者数は大きく伸びており、昨年９月末には、要介護認定を受けている人は442万人となり、制度発足時より224万人の増となっております。そのため、国の介護保険の総費用は、本年度で７兆円を超え、平成12年度実績額3.6兆円の倍増となる見込みであります。
次に、当組合の状況につきましては、平成12年４月の制度スタート時、要介護認定者（現在の３市）は2,767人でありましたが、昨年９月末には5,584人と２倍になっており、管内の65歳以上人口36,730人の15.2％の方が認定を受けられております。また、サービス受給者（実人員）は、昨年９月利用実績で4,624人となり、このうち在宅利用者が3,134人、施設利用者が1,490人となっており、在宅サービス利用者数が全体の68％を占めております。
このような状況を勘案して、昨年度末に、平成18年度から平成20年度までの「第3期介護保険事業計画」を作成いたしましたが、本年度（第１年次）は、ほぼ計画値どおり推移しているところであります。
平成19年度は、第３期事業計画の第２年次目となり、計画実施にあたりましては、この地域の介護保険の所期の目的である「地域全体で支える」という理念の下に、サービス事業者や利用者のご意見などを拝聴しながら、より良い制度運用を図らなければならないと考えております。
今後とも、地域の住民相互による支え合いのネットワークづくりのために、議員各位をはじめ住民の皆さんのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
これより本日提案いたしました議案についてご説明申し上げます。
議案第１号 平成19年度砺波地方介護保険組合一般会計予算につきましては、歳入歳出総額149,900千円（前年度比0.6％増）を計上するものであります。
歳出につきましては、人件費及び電算関係の賃借料、保守管理料等を精査のうえ計上いたしたものであります。
歳入につきましては、構成市分担金、他会計繰入金及び前年度繰越金等で措置するものであります。
議案第２号 平成19年度砺波地方介護保険組合介護保険事業特別会計予算につきましては、歳入歳出総額9,930,000千円（前年度比5.2％増）を計上するものであります。
歳出につきましては、総務費として、介護認定審査会にかかる認定調査費、主治医意見書作成費等を計上するものであります。保険給付費としては、事業計画に基づき、1ヶ月当りの介護サービス受給者5,023人の給付費及びケアプラン作成料を精査の上、必要最低限度の費用を計上するものであります。
歳入につきましては、保険給付費は、保険料と公費でそれぞれ50％ずつ賄うことから、第1号被保険者保険料19％、支払基金交付金（第2号被保険者保険料分）31％と、国25％、県12.5％、組合負担12.5％となります。組合負担分については、各市の給付実績に基づき、毎月請求することにいたしております。なお不足する財源につきましては、基金繰入金、前年度繰越金等を充てるものであります。
議案第３号 平成18年度一般会計補正予算（第１号）につきましては、歳入歳出それぞれ1,707千円を追加補正し、歳入歳出総額150,707千円となるところであります。その内容につきましては、人事異動に伴う人件費を増額補正するものであります。
議案第４号 平成18年度介護保険事業特別会計補正予算（第２号）につきましては、歳入歳出それぞれ6,314千円を追加補正し、歳入歳出総額9,687,393千円となるところであります。その内容につきましては、後期高齢者医療制度改革による介護保険システム改修費及び利用増による高額介護サービス費等を増額補正するものであります。
議案第５号 平成19年度分担金に関する構成市の分賦の額及び納付期日につきましては、事業に要する経費の分担基準及び納期を定めるものであります。
議案第６号の規約の変更につきましては、当組合が加入する富山県市町村総合事務組合規約において、地方自治法の一部を改正する法律等の施行に伴い、所要の変更をするものであります。
以上をもちまして、本日提案いたしました諸議案の提案理由の説明といたします。
何とぞ、慎重にご審議のうえ、可決を賜りますようお願いを申し上げます。
○議長（大西 正隆
君）
この際、暫時休憩いたします。
［午後２時２９分 休憩］
―議案説明会の開催―
［午後４時００分 再開］
○議長（大西 正隆
君）
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより一般質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
質問の通告はございません。
この際、質疑はございませんか。
（質疑なし）
質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
討論の通告はございません。
この際、討論はございませんか。
（討論なし）
討論なしと認めます。
これより議案第１号から議案第６号を一括して採決いたします。
お諮りいたします。
議案第１号 平成１９年度砺波地方介護保険組合一般会計予算
議案第２号 平成１９年度砺波地方介護保険組合介護保険事業特別会計予算
議案第３号 平成１８年度砺波地方介護保険組合一般会計補正予算（第１号）
議案第４号 平成１８年度砺波地方介護保険組合介護保険事業特別会計補正予算（第２号）
議案第５号 平成１９年度分担金に関する構成市の分賦の額及び納付期日について
議案第６号 富山県市町村総合事務組合の規約の変更について
以上６案件を、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
（起立全員）
起立全員であります。
よって議案第１号から議案第６号までについては、原案のとおり可決されました。
次に、お諮りいたします。
議案第７号並びに議案第８号 砺波地方介護保険組合監査委員の選任同意についてが提出されました。
この際、これを日程に追加し、直ちに議題にいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
（「異議なし」と発言する者あり）
ご異議なしと認めます。
よってそのように決定いたしました。
本件について提案理由の説明を求めます。
理事長 安念 鉄夫 君
【安念理事長登壇】
○理事長（安念 鉄夫
君）
ただいま、追加提案いたしました議案第７号砺波地方介護保険組合監査委員の選任同意について、ご説明申し上げます。
議員任期満了により空席となっておりました議会選出の監査委員に、小矢部市の宮西佐作
議員を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
慎重にご審議いただき、ご同意を賜りますよう、お願いを申し上げます。
また議案第８号砺波地方介護保険組合監査委員の選任同意について、ご説明を申し上げます。
現砺波地方介護保険組合監査委員 清水外茂雄氏については、来る三月二十八日をもって任期満了となりますので、後任の監査委員として柳原和夫氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
なにとぞ慎重にご審議いただき、ご同意を賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長（大西 正隆
君）
お諮りいたします。
本議案については事情充分にご承知のことと存じますので、議案の性質上、この際ただちに採決したいと思います。
これにご異議ございませんか。
（「異議なし」と発言する者あり）
ご異議なしと認めます。
よって、本案件はこの際、直ちに採決することに決しました。
これより議案第７号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第７号 砺波地方介護保険組合監査委員の選任について
原案に同意することにご異議ございませんか。
（「異議なし」と発言する者あり）
ご異議なしと認めます。
よって、議案第７号は原案に同意することに決しました。
次に、議案第８号を採決いたします。
お諮りいたします。
議案第８号 砺波地方介護保険組合監査委員の選任について
原案に同意することにご異議ございませんか。
（「異議なし」と発言する者あり）
ご異議なしと認めます。
よって、議案第８号は原案に同意することに決しました。
監査委員に選任されました宮西佐作君からご挨拶がございます。
【宮西議員 登壇】
○監査委員（宮西 佐作
君）
一言、ご挨拶を申し上げます。
ただいま、監査委員に選任いただきました宮西でございます。
私はもとより浅学非才ではありますが、皆様方の力強いご支援をいただきながら、介護保険事業の進展のため、精一杯努めたいと思っております。
何とぞ、議員の皆さま方のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、まことに簡単ではございますがご挨拶とさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。
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